RSS1.0 | Atom0.3



古いものが肥やしになった。

 

 

その日、西荻に集まり1年ちょっとぶりに同じ店の同じ席で宴を催した。

ミーツブローチの打ち上げ。

 

待ち合わせの時間まで余裕があったので西荻の街をぶらついてみた。

 

東京にやってきたばかりの頃、

本を読まなかった自分が

本に出会った街がここ。

きっかけは何故だったのか?

今となっては思い出せないが、

とにかく西荻にやってきた。

古本屋さんの店頭にならぶ

やっすい本を購入し喫茶店で読書。

珈琲を飲むようになったのもその頃から。

頼んでもいないのにやってくる緑茶が自然だったから、

お茶や珈琲の類いを他人に所望する習慣なんてなかった。

静岡出身あるあるだろか。

以来、成人を迎えたちょっとまで、

時間があれば独り古本屋さんや骨董屋さんを巡り、

そこで得た知識をもとに、

時に、大人が集まる店に繰り出してみたりもした。

行く場所行く場所で叱られもしたが、

そういう大人ほど可愛がってもくれ、

なにより、

名前も知らない大人たちは皆が皆、

その場限りのウエットではない時間をつくってくれた。

お互いが干渉をせずお好きなように。

その時の自分にはそれが心地よかった。

そうした経験の根っこは、

元々は古いものに興味を持つようになったことから始まった。

古いものを見ようとすればする程に新しい経験をしてゆく不思議。

今となっては全ては想い出でしかないけれど、

独りだったからこそ、

そんな経験が出来たのだと思う。

 

…とまあそんな訳で、

2月25日の申し込み〆切まであと1週間をきりました。

皆さんの作品と共に拝見出来る、

思い思いの「作家と蚤の市」

楽しみにしております。

 

それではまた。名倉

 

____

 

「 作 家 と 蚤 の 市 」

2月25日の全出展者を対象としています。

 

 


 HP:http://www.andscene.jp/ 
 mail:info@andscene.jp 
 Twitter:https://twitter.com/and_scene 
 Facebook:https://www.facebook.com/andscene.tezukuriichi

 








Profile
twitter
New Entries
Archives
Category