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座談会:はじめての選考会を終えて

&SCENE スタッフ座談会 2012年9月22日



9月16日、雑司ヶ谷・手創り市で初対面をした新しいスタッフ5名。

雑司ヶ谷では、手創り市の研修として、午前中いっぱい働き、そして次週土曜日は&SCENE第一回目の選考会が行われました。

今回、その場に集まった新人スタッフを中心に、座談会を開く事に。

まだ始まったばかりの&SCENEの肉声をお聞きください。


(司会・植岡→植 大庭→大 橋本→橋 石井→石 名倉→名)


植:&SCENEスタッフ座談会です。

大:「&SCENEトーク! みたいな(笑)」

植:&SCENEトークですね。

大:「じゃ私ガヤ芸人かな?(笑)」


植:じゃ、みなさん自己紹介を(笑)

大:「大庭です。自己紹介って何言えばいいんですかね?」

植:好きな事とか?

名:「普段こんな事してます、とか」

大:「散歩とかふらふらしてます」

植:散歩が好きなんですね?

大:「何となくふらふらっと。あ、でも最近アクティブに屋外で遊んでます」

植:アウトドア?

大:「この前、キャニオリングに行って来ました」

植:キャニオリングって?

大:「川を登る、歩く、落ちたりする」

石:「僕も知らないですね」

名:「シャケみたいだね」

大:「シャケじゃないですよ!ウエットスーツ着てみんなで川登。で、崖から飛び降りるみたいな事をやってきて、超楽しかったです。こんな自己紹介でいいのかな?」

植:いいです。いいです。では次は・・・

橋:「橋本です。食べ物に関する事は好きです」

大:「パン屋がすごい好きだってさっき言ってましたね」

橋:「かっぱ橋に行くのも好きだし、スーパー見るのも好きだし、安い所から高い所まで。食器とかも好きだし、あとはもうすぐ編み物を始めます」

大:「編んで編んで私にも」

名:「植岡さんも言わないとさ。待ってますとか(笑)」

大:「クリスマスまでに待ってますとか(笑)」

名:「気の利いた事言わないとさ、座談会にならないよ、ほら、仕切らないと!!(笑)」

植:結構、難しいね(笑)

橋:「あと、お散歩とかも好きですし。自転車に乗ってどこかへ行くのも好きですし、映画館も好きですし」

大:「多いね!(笑)やばい、私なんかキャニオリングしか言ってない。大丈夫かな?」

橋:「基本的には引きこもりですけど」

植:アクティブな引きこもりですね。

大:「今の聞いてると何も引きこもってない!(笑)編み物くらいしかなかった」

橋:「そんな感じです」

植:料理つくったりするのも好き?

橋:「はい、適当ですけど。人に食べさせられないけど」

植:その時に器との組み合わせとか考えます?

橋:「あーそんなお洒落な事は出来なくて、お弁当のおかずをつくり置いたりとか、そういう実用的な」

植:生活的な話ですね。ありがとうございます。それでは。

石:「はい。石井と申します。29歳です。普段は会社員やってます。ちょっと編集の方でやってたんですけど、読書が趣味ですね。あと、音楽鑑賞、映画鑑賞。普通ですね」

一同:爆笑

植:好きな作家さんとかいらっしゃいますか?

石:「井伏鱒二とか好きですね」

植:おおー。

大:「知らなーい」

橋:「昔の人、純文学ですよね?」

石:「最近好きになりました。何でかっていうと、荻窪に井伏鱒二が住んでいて、『荻窪風土記』を読んでたら色々読んでみたくなって」

名:「『珍品堂』とかね。」

植:珍品堂?

名:「骨董屋さんの話」

石:「あとは変わってるんですけど、昔からSF小説とか好きで」

植:おお!SF!

名:「サンフランシスコ?」

植:サンフランシスコ?

石:「サンフランシスコ???」

大:「誰も今、共感出来なかった(笑)」

石:「すみません。実はそんなにマニアじゃないです」

植:レイ・ブラッドベリとか?

石:「ブラッドベリも好きですけど、アーサー・C・クラークとか、カート・ヴォネガットとか、彼はSFに入るかわからないですけど。あと、『ハイペリオン」っていうものすごいぶ厚いやつを中学生の時に読んで。ダン・シモンズって人が書いてて」

大:「ダン・シモンズは聞いたことある」

石:「上巻・下巻合わせて3千ページくらいあるんですよ」

大:「それ読む中学生ってすごいねなんか(笑)」

石:「なんか、そういうのが好きだっていうと変態呼ばわりされるんですよ。友達に(笑)」

植:何故SFが好きなの?

名「そりゃ、男の子だからだよ」

石:「夢があるじゃないですか?あと、段々実現していくんですよね、SFで書かれた事って。書かれた事が現実になっていって、そこがすごいなって。じゃ、これもその内、現実になるのかなって。すいません、あと、『坂』が好きです」

名:「タモリ?」

石:「タモリには負けないぞと思っているんですけど、負けますね(笑)」

名:「歴史も、知恵もあるからね」

石:「彼の方が博識ですね、全然」

一同:爆笑

大:「もう、タモリが仲間みたいな(笑)」

石:「文京区に住んでた時は坂だらけだったので、うはうはだったんですけど」

植:たまんなかった。

石:「たまんなかったです」

植:登りも下りも関係なく好きなんでしょう?

石:「そうですね」

名:「年寄りの敵だね」

石:「あと坂を登った所が本郷通リとかになってて、ここが尾根なんだな、みたいな。で、不忍池に下って行って、ここは谷底なんだなみたいな感じで、地形を辿るみたいな」

植:おおー!

大:「わかんなーい(笑)」

名:「次行こう。次は植岡さん」

植:僕はいいよ。

橋:「聞きたい」

大:「植岡さんのマイブームは何ですか?」

植:マイブーム??? 僕は小……

名:「グラビアを集めてる?」

植:集めてないよ、そんなの!

大:「誰がいいんですかー?(笑)」

植:全然好きじゃないんですよ、そういうの。僕は小……

名:「男の方なんだよ」

植:めちゃくちゃになってんじゃん!

大:「名倉さん、石井さんは、そういう目で見られてるんじゃないですか?(笑)」

植:絶対使えないよ、こんなの。

名:「絶対使うよ。こういうことだけ覚えてるから」

植:わかりました。そんな感じです。終わりです。

大:「わかんなかった。今、何もわかなんなかった」

植:あ、では、小説を書くのが好きです。

大:「ああ、是非今度読ませてください」

石:「あの、植岡さんの書く小説のジャンルは?」

植:ファンタジーもあるし、リアルな物もあるし。

橋:「好きな作家さんは誰ですか?」

植:ヘルマン・ヘッセとマイケル・ドリス。

石:「『車輪の下』?」

植:車輪の下は読んでないんですけど。

大:「あれ(笑)」

植:車輪の下は一番メジャーで、主人公も死ぬって聞いたので、なかなか手を出せない。でも他の作品はだいたい読んでます。だから、タイミングが来たら読もうと思ってます。

名「死ぬ前に?(笑)」

大:「でも長生きしそうだから大丈夫です」

植:ありがとうございます。って褒め言葉かどうかわかんないよね?(笑)

一同:爆笑

植:微妙なラインで攻めて来るからね、大庭さんは(笑)

大:「長生きしそうな笑顔が。笑ってると長生きするらしいので」

植:免疫力が高くなるんだよね。確か。

橋:「そうなの?」

大:「そうなんです。いいと思いますよ」

植:マイケル・ドリスさんっていうのは、ネイティブアメリカンの方で、もう亡くなってしまったんですけど、灰谷健次郎さんとかが訳をしている、大人のための児童文学ってくくりの三部作があって。

橋:「ふーん」

名:「亡くなってる人ばっかだね」

植:そうだね。

大:「最近の人のはないんですか?」

植:森博嗣の、小説ではなくて、自分の考え方を書いた新書みたいのがあって。

大:「へー」

植:『自由をつくる。自在にいきる』って本があって。自由とは何か? って言ったら、思い通りになる事だって言ってて、それはどういう事かって言うと、剣豪が剣を揮うじゃん、自分の思い通りに上手く揮える様になる事、それが自由だっていう様な話しを展開していく、ってのが良かったですね。

大:「みんながちょっと飽きてきたんで(笑)次行きますか?」

名:「ここもカットしないでね(笑)」


植:はい、では次行きます(笑)&SCENEのスタッフになったきっかけ。

石:「僕は単純に、雑司ヶ谷・手創り市に訪れる事でファンになって。訪れる人みんな楽しそうだし、もっと関わっていって、作家さんとかと知り合ったりとか、ネットワークがつくれたらいいなっていうのが。月並みなんですけど。そうすればもっと楽しいし、来て貰える人達にも、作家さんにも楽しんで貰えたらこっちもやりがいがあって嬉しいなと思って」

植:よりコミットしたかった?

石:「そうですね」

植:はい。ありがとうございました。では次。

橋:「はい。私も雑司ヶ谷の時から好きで、だけど実は最近あんまり行ってなくって、久し振りに行こうかなってホームページ見たら、丁度募集をしてて、おおこれは!って。前に一回、雑司ヶ谷で募集していた事があって、迷ってる内に決まってしまって、これは迷ったらまた締め切りになっちゃうからとりあえず応募しようと思って応募して。そうですね、石井さんと一緒で色々関わってみたかったとか、ミーハーな気持ちもあったりとかで」

植:はい。ありがとうございます。

大:「なんか真面目な話になってる(笑)」

名:「植岡さん突っ込んでいかないと」

大:「植岡さん突っ込んでいかないと(笑)」

植:ああ、わかりました。突っ込んでいきます。

大:「私にですか? やられたら三倍返しにするタイプなんで(笑)」

植:いいですね! やりましょう!(笑)

大:「そうですね。きっかけ? もともと私、雑貨屋さんになりたくって、雑貨が好きで、ていうのをずっと考えてたんですけど、ずっと普通に会社で働いてたらそういう事を考える暇もなく、過ぎていって、6月に28歳になったんですよ。そん時に「やばくね? 28か?」って」

植:俺、38なんだけど(笑)

大:「あははは。やばい、あれ? もっと上が(笑)ずっと同じ会社で6年目になっちゃって、長いな、なんかって」

植:俺、仕事してなくて6年だけど。

一同:爆笑

大:「これはちょっと、大御所過ぎて言うのがおこがましいのですが、同じ会社で5年以上働いてて、忙しい会社なので、夢とか考える時間がなくって28になった時に、そろそろ人生考えようと思って、やっぱり雑貨屋さんになりたいなって思って、でもふつうにある雑貨屋開いてもなって思いながら、道を目黒から家へ向かいながら歩いてたら、「あぁ、私は手創り市とか好きだから、手創り市が雑貨屋になった様なお店を開きたいな」って思ったその直後くらいに、ホームページを見たら募集してたんで、これは運命感じてやるっきゃなくね? みたいな。で、応募した訳ですよ」

植:皆さん、タイミングの妙っていうか、それがありますね。

大:「その時に見て募集してて、しかも新しい会場で新しい人たちでやりますっていうのがいいなって。きっと今ネットワークがあるところに入っちゃうと、私が何かやりたいって思っても言えないかもしれないし、雑司ヶ谷の募集も以前見ていたんですけど、そこは受けないで、今回新しく&SCENEで良かったなって思ってます」


植:ありがとうございました。では次に、先週皆さんが行なった雑司ヶ谷・手創り市の研修についての感想を。

大:「楽しかったです。朝早くてビビって寝れなかったですけど」

植:あ、そうなんだ?

大:「そう。起きれなかったらどうしようって。でもちゃんと起きれて行って、そこでみんなに初めて会って、会った瞬間みんな良い人で、あぁ良かったって」

植:第一印象良かったんですね?

大:「はい。で、みんなでつくってく感じとか、作家さんも仲良さそうで、ちょっと譲り合ったりしてるのとかも見て。いつもお店があるのが当たり前みたいなのが、そういう準備している所が見れた時、やっぱりいいなって、ふと思いました」

植:結構アンテナ張って見てますね?

大:「アンテナ張って見てます。植岡さんの仕事っぷりも見てますよ(笑)」

植:ぐー(笑)そこについては語らないでください。

大:「そこも監視しつつ、頑張りましょう一緒に」

植:よろしくお願いします。では、次。

橋:「私も研修って言っていいのかってわかんない程楽しんでしまったので、これでいいのかなって思っちゃったのが第一で、お客さんも出展者さんも良い人だし、こんな楽しんじゃって、これでいいのかしらって思いました」

植:仕事的に辛かったって事はない?

橋:「全くないですね。ただ蚊が多かったくらいですね」

名:「作家さんと話しはした?」

橋:「はい。ちょっと立ち止まって。でも変な責任感じゃないんですけど、あんまりふらふらしてちゃダメなのかな? って思っちゃったんですよね」

大:「私と足して割ったら丁度いいかもしんない」

橋:「でも私は受付にいても楽しかったので。はい」

植:では、次、石井さん。

石:「殆ど橋本さんと右に同じなんですけど、やっぱり外部から訪れて参加するのと、中に入ってスタッフとして参加するのって、ちょっと視点が変わって、見えてくるものがある。具体的に何かってのはそんなに言えないんですけど。やっぱりもっと関わっていって、もっと色々出来たらいいなって思いました」

植:何か提案が出来たらって事ですよね?

名:「具体的に何かありますか?」

石:「完璧すぎて何も言う事なかったですね。雑司ヶ谷は」

名:「は?そうなの!? そんな事ないでしょう?」

石:「あとは男性がいて良かったなって。名倉さんがいなかったら応募してなかったかもしれない」

一同:「あーーーーーーー!石井さんも!」

石:「いやいや。女性の方達だけでやってるのだったら、入り辛かったので」

名:「でも女性ばっかりだよ、雑司ヶ谷は」

橋:「でも、女子が集団になった時の嫌な感じがないっていうか」

大:「そういう女子な感じがない」

橋:「サバサバしてていいなって」

名:「みんな植岡さんに厳しいだけだよね(笑)」

大:「植岡さんに対してドSな」

植:みんながみんなね(笑)

大:「植岡さんどうでした? 研修終えて?」

植:研修はテンパリましたね。池上本門寺でも&SCENEのシュミレーションを兼ねて受付等やったんですけど、その時はそんなに。あんまり向かないな、というのはあったんですけど。

名:「フッ(笑)」

植:そんなにテンパッてる感じじゃなかったんですけど、今回はテンパッちゃって。視界がすごく狭くなって。

大:「ホント、メンズ二人が並んでるシーンはシュールだった(笑)」

石:「ガチガチだった?」

大:「二人とも「あっー」って」

名:「植岡さんが「あーっ」ってなってるから、石井くんに伝染して。感染されたんだよウイルスが(笑)」

大:「植岡さん、汗とかすごかった」

名:「下、ぬかるんでたもんね、つるつる(笑)」

植:水溜りが出来てた(笑)

大:「湖が出来てましたよ(笑)」

名:「植岡さん、溺れていたもん」


植:ホント、これは慣れなので、これからも受付やらせてください。では次いきます。選考会を終えての感想を。石井さん。どの辺を注意しながら見たとかありますか?

石:「申込書の写真、見せ方、作家さんのセンスって重要なんだなって思いました」

大:「きっといいものだろうけど、この写真じゃ良さがわからないとか。いっぱい並んでるのを撮って、どれが見せたいのか? こっちに『?』みたいな。一個の物にフィーチャーしている写真の方がいいとか、背景が大事だとか、思いましたね。個人的な感想ですけど」

石:「写真でわからない時はコメントも見て、情報を補足して、この人はこういう想いでやってるんだなってのは見るようにはしましたね」

橋:「結局自分が好きなテイストとかは、割と言いやすいけど、あまりよくわからない分野の物にコメントを出すって事が難しくて」

大:「どこまで個人的な感情でいくべきなのか?」

植:そこで迷った時は、やっぱり写真の見せ方に注目したかな。僕は。あと、勉強会とかやれたらいいなと思った。

大:「勉強会?!」

橋:「知識が付く事によって、物の見方は変わりますよね?」 

石:「実際の現場で作家さんと話すチャンスがあるから、そこで色々知識を仕入れたりとかも出来ると思うんだけど」

植:そうですね。作家さんから話しを聞くのが、肉のある情報というか。

大:「私、興味ある作家さんにしかこれまで話しかけなかったから、これからは満遍なく聞いてみようかなってちょっと思いました。やっぱA4の紙からだけ読み取るって難しいな」

石:「実はこの間の雑司ヶ谷の時、それを意識して満遍なく話し掛けたりして」

植:おお! では次は選考会の進行の仕方について。

大:「それはこれから変えていって良くなっていく気がした。やりながら良くなる」

橋:「でも、大庭さんがいなかったらどうだったかねえ・・・」

植:とんとんとんとんとんとん、仕切ってくれて。

大:「仕切り屋なんで(笑)」

石:「おんぶにだっこしてしまいました」

大:「いやいやいやいや。出来る人が出来る事をやればいんですよ」

植:おおー! 良い事いいますね!

大:「そう思う。いっつも」

石:「今日のタイトルになるんじゃないですか?」

大:「小説の台詞に使っていいですよ(笑)がはは」


植:ここにでかい女がいますよー(笑)では最後に、今度の開催に向けて意気込みや考えてる事を知りたいのですけど? 僕はライブ担当で、ライブ企画やります。

大:「それとかも私達三人にはわからないから、もっと知りたいかも。ライブやるんだーくらいしかわからないし、だからあんまりうちら三人はそこに主体性がないっていうか」

橋:「現場に行ってみたい。あんまりイメージが沸かない」

名:「ライブの事なら、今みんなで話ししたらいいんじゃない? どういう事をやりたいとか? 具体的にこの人とやりたいだけだと、それは前にも話したけど単なるブッキングだからね。だから、あそこでどういう事をしたいか? お客さんにどういう風に接して貰いたいか? という事の方が大事だし、それがないと、作家さんに声掛けるのにただの条件設定だけになっちゃうじゃん。そこじゃない部分の話を考えたいよね?」

植:この間、名倉くんと話して、案が浮かんでるのは「春夏秋冬」っていうライブ企画を考えたんですね。それは、春のなんとか。例えば、ベタたけど、「春の桜「夏の海」「秋の紅葉」「冬の雪」とか、キーワードを決めて、で、春夏秋冬、同じアーティストさん達に出て貰い、一年を巡るというものを考えたりしていて、今後肉付けしようと思ってます。

大:「テーマ的な」

石:「いいんじゃないですか?」

名:「感動した?(笑)ちょっと泣いちゃいそう?」

石:「ケツメイシの曲を思い出しました」

名:「かぶってない? 大丈夫? パクッてない?」

植:ケツメイシ聞いたことないもん!

石:「『花鳥風月』かな?」

植:花鳥風月かぁー。

名:「あと、『モーニング』とかもいいよね? 朝の午前中にライブやるって発想はあまりないでしょう? でも手創り市の会場だったら、そこにはドリンクを出す人がいたり、パンを出す人がいたら、それを作家さんに提供して貰って、朝のモーニングを食べながら」

大:「いいな。その食べ物に合う音楽を聴きながらという素敵な空間があったら」

名:「そうそうそうそうそう。そんな感じのノリがいいかなって」

大:「手創り市らしいって何だろうなぁ?」

石:「『&SCENE』にかかってるかもしれないんですけど、景色に合うっていうか、背景に流れている様なライブっていうのを今、モーニングを聞いてて思ったんですけど。でも音楽がただのBGMになっちゃったらつまらない感じはするんですよね。そこにライブであるっていう」

大:「植岡さんの即興詩しかないんじゃないですかねー」

植:即興詩、いきますよ!

大:「じゃあ、三年後くらいに」

一同:爆笑

植:ずいぶん寝かされますねー(笑)

大:「あっためて、あっためて、あっためてからの」

植:あっためたら即興詩じゃないじゃん(笑)

大:「確かに。磨いて磨いて磨いてからの。満を持して」

植:満を持して。41歳で(笑)重いね、41。

石:「ギャラリーの方は始動してるんですよね?」

名:「最初のこけら落としとかは。一応、今は、月に一本企画を立てる予定でいて、一個形にしないと、やって貰いたいなって作家さんをそこに連れて行けないもんで。ひとまず、ギャラリーとして箱が出来ないと、次に進めないし、聞かれた時に答えられない事が多いから」

植:他には? 何かワークショップでもいいし。

大:「私、ワークショップやりたいんですよね。ワークショップすごい好きで。最近やってる所が少なくてあんまり行ってないんですけど、前は雑貨屋さんでやってて行ったりとか、何かつくったりとか、そういうのを実際体験出来る場みたいなのってなかなかないなぁーって思って」

名:「それ企画しよう」

大:「企画しましょうよ」

名:「場所があるんだかららさ。ギャラリーだって使ったっていいんだし。お堂使ったっていいからさ」

大:「私ワークショップ担当! やりたい。私もつくりたい。一緒に」

名:「それでいいと思う。その方が紹介するにも気持ちがこもるよね?」

大:「意外とやってみたら、違う何かが見えてくるんじゃないかな? こんなに大変だったとか、そういうのもわかるし。どうですかね?」

橋:「うん。お手伝いします」

大:「チーム・ワークショップで」

植:僕もワークショップやりたくて。手伝って貰いたいんですけど。

大:下僕として使われるかもしれない(笑)

植:いえいえいえ。言葉。詩のワークショップをやりたいなと思っていて。詩で、『SCENE』を表すものをつくりましょう。そこに、平面の作家さんとコラボレーション(発音過剰に良過ぎ)したりだとか。

大:「何今の????」

植:すげえ、発音だったね(笑)

大:「あはははは。コラボーレーションの発音が良すぎて、超ツボだった私的に!」

一同:爆笑

名:「何故いきなり?(笑)」

植:わかんない。わかんない(笑)

石:「完璧にアルファベットでしたね(笑)」

植:まぁまぁ。で、参加したみんなから集めた詩を『小さな本工房』さんとかに製本して貰うとか。

名:「それがやりたいんでしょ? あと、最後に『ん』がついちゃいけないワークショップとか?」

植:しりとり?

名:「うん」


植:はい。では次にいきます。

石:「池上本門寺に僕は行けなかったんですけど、会場に農産物があるってどうでした?」

名:「真面目な話、会場に農産物の人が出てるといいですよ。会場に継続して出展してくれ様になると、そういう農家さんの食材を扱ってみたい飲食店の人だったり、フードの出展の人達だったりとつながっていくんじゃないかなって可能性があるから、それがいいなって。その辺って、待ってると来ない。たまに来たりするんだけど、間違って来ちゃったみたいな感じ。池上本門寺の時にはこっちから声掛けていったから良かったけど、そういうにしていかないと、手創り市っていう出来上がってしまってそうな看板があって、そこに自分から参加してくっていうのはないと思う。やっぱりファーマーズマーケットとかではないからさ。こちらからアクションしかけてゆかないときっかけはつくれないかなって」

石:「手創り市の中にあって「異」な感じはしたんですけど、でも面白いなって僕は思ったんで」


(沈黙…)


植:他に何もないようなので、この辺で。

大:「今、一本締めしようとしましたよね?(笑)」

植:してないしてない!(笑)

石:「突っ込むなー」

植:突っ込みますね。ありがとうございました。

一同:「ありがとうございました」


・・・・・


いかがでしたでしょうか?&SCENEスタッフの選考会後の座談会。

この座談会にどんな意味があるのか?と言われてしまうと、ほとんど目的意識はないのですが、強いて言えばスタッフの様子を紹介するという事でしょうか。

&SCENEスタッフは既に始動していて、チームとしても機能している感が凄くあります。

張り合っても仕方ないのですが、雑司ヶ谷も負けて入られない、と選考会が終わった後に真面目に思いました。


出展者発表は10月2日。

はじめての開催は10月28日となっております。

皆さまのご来場をお待ちしております!!


&SCENE手創り市

名倉




トラックの旅

楽しかったなぁとニヤニヤしながらベットに倒れ込み、気づけば翌朝の9時...
ええ、完全に寝坊です...お風呂にも入ってませんよ...
こんにちは! スタッフのあきたです。

いわもとさんと名倉と、
ギャラリーの什器を探しに、仁平古家具店さんにお邪魔してきました。

いわもとさんが建具を選んでいたときのこと。
大きさは同じくらいですが、雰囲気の違う3枚を取り出しました。
なんでこの3枚なんだろう?

「そうだよね。普通は色を揃えようと思うよね。
 でもこれが意外としっくりまとまるんだな〜!」

決め手は直感、あとは触ったときの木の感触かな〜とおっしゃってました。


(什器のサイズを確認中のふたり)

これとこれとこれと。。。
いわもとさんの決めるスピードが早い!
私だったら、「すみません、今日決めきれないのでまた来てもいいですか…」
とか面倒なことを言ってしまいますよ。確実に。。

いわもとさんの頭の中には、
もうすっかりギャラリーが出来上がっているのだろうと思いました。

「直感で選ぶ」と言われていたけど、直感であって直感でない。
確固たるいわもとワールドの中から手を伸ばして選び取っている、そんな風に感じました。
だから「しっくりまとまる」んだろうな。

ギャラリーの完成が本当に楽しみです☆ みなさまご期待ください^^
(展示のとき、建具も見てみてくださいね〜)

&sceneは、10月28日(日)開催です!

スタッフあきた
info@andscene.jp




「出展者発表は10月2日に延期となります」


10月28日より始まる&SCENE手創り市の出展者発表は、


会場内工事を行っていることにより、ブース決定の大事をとり、


9月30日から10月2日に変更となりました。


ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解のほど何卒宜しくお願い致します。



開催日:10月28日(日曜)


出展者発表:10月2日(火曜)



&SCENE手創り市

名倉哲

info@andscene.jp









栃木、真岡と益子へ

事務局内に咲くダリア。茎太く、花弁鮮やか。かっこいい花です。

今日はこれから栃木の真岡と益子へ行く。
お目当ては仁平古家具店さんの二つのお店。
&SCENE会場内に新たに出来るギャラリーの什器とこけら落とし企画で絶対に必要な什器。
どちらも什器だけれど、使う用途が違い、そこは信頼できる仁平さんにお願いする事になった。

久しぶりにトラックで高速はしり、助手席には麗しき女性2名。
(トラックの助手席は2名乗れるんです。バンもそうですが。)
いずれも&SCENE開催とギャラリーこけら落としに必要不可欠な人物。
トラックなんかで申し訳ないけれども、高級ハイヤーに乗車した気分でいてくれたらと。

&SCENEの初開催まであと一ヶ月程。
その間に雑司ヶ谷とA&C静岡の開催、&SCENE会場シュミレーション、ギャラリー打ち合わせ、などなど面白いくらいに重なる。(メモ帳がわりの左手はインクが消える暇もなし)
こうなることはわかっていたけれども、こうなった時に焦りがやってきて、焦りを通り越すと冷静になり、ものごとがスローに見える(感じる)ようになってくる。普段はそう見えないのにこういう時の感覚って不思議だ。(あきらめの境地でない事を願ってる…)

栃木行きのお話はまた後日。

それでは行ってきます。

※出展者発表は9月30日となっております。もうしばらくお待ち下さい。

名倉


 




9月24日


会場内ギャラリー部分はかなり出来上がってきた。
26日には什器を入れる予定。今週はさらに形になってゆきます。

第一回目の選考会も終え、9月30日には出展者発表。
10月に入れば&SCENEスタッフとの会場シュミレーション。
開催間近ですが、やることはまだまだあります。

昨晩、事務局で作業をしていると、ギャラリーの設計・施工を担当している
いわもとさんよりメールが届いた。


「今日は左官屋さんが壁を仕上げてくれました。
 20年もやってきた職人さんなのに前日は寝られなかったと。
 仕上がりは人柄が出るような仕事でした。涙が出ました。」 


また一人想いを込めて現場に臨み、
終われば次の現場へ去ってゆく。

あとは僕らが何をするかが問われている。
答えのない道を歩き続けよう。


名倉





はじめての選考会

今日はこれから&SCENEはじめての選考会。

思っていた以上に申込書も届きまして、&SCENEスタッフの責任は早速重い。
最初はそれ程申込も多くはないかな、と思っていましたが、
申込の多さを期待の現れと思い、選考会に臨みたい。



話は変わり、昨日は養源寺にて打ち合わせ有りお邪魔してきました。
会場はかなりの部分で出来上がっていて、着々と工事は進んでいる。
おそらく9月いっぱいには会場内、ギャラリー共に工事は終わると思う。
見学などなされる方は是非。
ご来場の際にはひと声おかけいただければと思います。



打ち合わせも終わり日も落ちた頃、ギャラリー内でごそごそと人が動いている。
職人さんはもう帰ったのに誰だ?と思うと、それはいわもとさんの親父さんだった。
明日明後日とギャラリー内の壁を仕上げるらしく、その前準備の養生作業をしていた。
かと思うと、他の現場に行っていた大工さんたちも養源寺に現れたりと、この現場に
かける想いを感じずにはいられない。改めてそう思った。

では。


※10月28日開催の出展者発表は9月30日となっております。

名倉




失敗が呼び込むもの


三保の松原にある茶屋で今年最後のかき氷を頂きました。

荒い波音を遠くにぼんやり捉えつつ、夏と秋の混ざり合う

この時期のうら寂しさと共に。



スタッフのうえおかです。


月曜日、名倉くんと共に静岡へ。

今度のARTS&CRAFT静岡に展示されるポートレイト展のルポを行いに。


行きの車中では、今後の&SCENEのライブイベントに対する

互いの気持ち、アイディア、イメージのすり合わせをしました。


名倉くんに今後やりたいライブのアイディアを投げ掛ける僕。

しかし、いくら投げてもストライクに入らない。

名倉くん曰く、

「それは企画ではなく単なるブッキングだよね?」

とのこと。

「一旦、誰に出て貰いたいか? から離れて

どんな事をしたいか? を考えたら」

的なアドバイスを受け、

また互いにアイディアを出しては広げ、出しては広げしていくうちに、

骨となるアイディアが訪れ、それをまた名倉くんに投げ掛ける。

「お!近くなって来た」

更にアイディアにディテールを与え、

「うん、いいね」

という展開になり、なんとかストライクを取りにいけたのでした。


今後そのアイディアに、肉付けをし、

ひとつの企画として日の目を見るよう精進します!


まだまだ企画スタッフとしては経験も浅い僕ですが、

失敗を恐れず果敢に突っ込んでいきたいと思った次第です。

失敗という波紋を立てて、次の波紋を呼び込むのも

ひとつの手なのだから。



うえおかゆうじ

info@andscene.jp





「明日は雑司ヶ谷手創り市!!」

明日、9月16日は雑司ヶ谷手創り市が開催されます。
お天気も良さそうですね。厳しい残暑がどうにかならないものか…

当日は我ら&SCENEスタッフも研修と称して朝から
午前中いっぱいお手伝いをさせて頂きます。
お手柔らかに宜しくお願いします。

なお、&SCENEのお申し込みも9月16日で
締切となっておりますのでご注意下さい。
(雑司ヶ谷会場でも申込書を受付致します!!)

第1回&SCENE手創り市は10月28日開催。
出展者発表は9月30日。
お申し込みの締切は9月16日(明日!!)。

&SCENE





< アトリエ訪問:近藤康弘 後記 >


アトリエ訪問:近藤康弘 後記


うえおかゆうじ


近藤さんと知り合って先月で丁度一年。

今回アトリエ訪問で益子に訪れた時がその節目だった。


近藤さんとの付き合いは、名倉くんがyutaさんを引き連れ「∴つづる」の連載記事「健康より」の執筆をお願いしに彼の家に訪れた際、僕も同行させて貰った事に始まる。

名倉くんは僕を連れていく理由として、

「近い内に近藤さんのアトリエ訪問を行なえたらと思うので、縁をつなぎたい」との事だった。


僕は初対面の近藤さんに、

「うえおかさんは穏やかそうに見えますが、何か秘めてそうですね。むむむ」

的な事を笑いながら言われた様に記憶している。(記憶違いならごめんなさい)

でも、同時に僕も同じ様な事を近藤さんに感じていたのでした。密かに。


時は過ぎ、その数ヵ月後。


次に再会したのは秋。夕顔さんの「たち呑み屋夕顔」にて。

そこで近藤さんは、頼んで読んで頂いた、僕の小説の感想をくれたのでした。

良い事もたくさん言ってくれたのですが、どこか歯切れが悪い。

そして、やはり近藤さんが一番言いたかった事は、良い事ではない所でした。

「小説の後半、ドロドロとしたうえおかさんの内面が出てくる所があるでしょう?あれはどうかなと僕は思った」と。

「もっと話全体の展開として、健康的な物語になり得たのではないか?」と。

数分間、その可能性に想いを馳せる僕。


そして話題は変わり、近藤さんに対し僕は、

「轆轤を回している時には何を考えているんですか?」

と質問してみたら、なんと彼は、

「ドロドロした事が多いですね」

と口に漏らしたのでした。

すごい矛盾! 故にリアル! 僕は近藤さんの内面を見た気がしました。

しかしそのあと彼は、

「だからこそ健康的でありたい。ドロドロは内に秘め、外には出したくない」

と言い切ったのです。


そして今回、一年前の念願叶って近藤さんにアトリエ訪問を行いました。

二時間半のインタビューの際、近藤さんの話は、どこかへ脱線しても必ず最終的には凧の糸を手繰るように「健康的な物づくり」の話に帰って来る。

その粘りの様なものに感心しました。


「健康的な物づくりとは、安心出来る物」


人間、ドロドロした部分は当たり前の様にあると思います。

それを自分の意志でなるべく外に出さぬと踏み止まる、近藤さんの「健康的な姿勢」。

もちろん、それが良い悪いとかの話しではありません。

しかし、彼のその姿勢に対する意志の強さが、今回のアトリエ訪問インタビュー全体に、一本の軸として通っていた事は確かであり、そこに近藤さんらしさを再確認したのでした。 

うえおかゆうじ


つくり手の背景を通して、ものづくりの現場と現実を知ること。
それは私たち&SCENEスタッフにとってひとつの道しるべになると感じる。
ひとりのつくり手の背景には多くの人の営みがあること、それを考え続けたい。 名倉



&SCENE






「音の作家さん」



スタッフのうえおかです。

昨日は、養源寺さんにお邪魔して、
10月28日開催の際にライブをして頂く
とあるユニットさんと打ち合わせをしました。
(詳細は9月30日に発表します!お楽しみに!)

お二人は、&SCENEが出会う最初の音の作家さん。
そんなお二人のテンポ良い会話、
回転の速さに笑いを頂きつつ、
ライブについて色々と語り合う時間が持てました。

ライブ会場は本堂。
天井には大きな龍の絵も描かれています。
ライブはその真下で、という事になります!
これには少なからず興奮しましたし、
あんな人やこんな人にも出て貰いたい!
いやまず僕が出たいっ!
と鼻息が荒くなりました。

音響システムのチェックも住職さんのお手伝いのもと行い
無事終了。

&SCENEのライブイベント、楽しみにしていてください!


※「&SCENE手創り市」のお申し込みは9月16日までとなります。
 16日は雑司ヶ谷会場でのお申し込み書の提出も可となります。


本堂でのライブをやってみたい方、企画してみたい方は
下記mail宛にお問い合わせ下さい。

 

うえおかゆうじ

info@andscene.jp









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