RSS1.0 | Atom0.3



スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています





くらしのこと市へ

&SCENEスタッフのおおばです。


11月11日の日曜日に『くらしのこと市』行ってきました。


くらしのこと市の説明は前の記事でうえおかさんが書いてくれているので、

ぜひそちらを読んでみてください。



まず、静岡は思ったよりも遠いですね。


旅の思い出話をしながら鈍行列車に揺られ、乗り換え、また旅の話をして、乗り換え。

旅をしながら旅のはなし。

電車を降りたらバスに乗って、バスを降りたら歩いて、

歩いていたら名倉さんの車に拾ってもらって。

そんなこんなで木藝舎・SATOへ到着。


着いたらまずは『くらしのことカフェ』へ。


静岡スタッフ米澤さんのtwitterを見ていて、

いいないいな食べたいな、と思っていたいつものカレーを食べに。

カレーとのご対面にわくわく。


カフェのある空間、少しだけ養源寺のギャラリーを思い出す木目。

白い壁とちょっと濃い色の木目の床、新品じゃない木の家具、暖色系の照明、飾られた淡い花たち。

懐かしさと、暖かさと、心地よさと、こんな部屋に住みたいなぁと。



カレーが来る前に、カレーのコンセプトが書いてある紙をもらった。


カレーを食べる前にこんな風にカレーとその背景と向き合うのははじめて。

いつも、出てきたものを何も考えずに、ただただおいしいなぁと思って食べていた。

カレーの中のトマトにも、

カレーを盛るうつわにも、

そのうつわを置く机にも、

それぞれ作り手がいて、すべてが合わさっておいしくカレーが食べれている。


いい演出。



カレーおいしかったです。

すぐにペロリと食べ終わった。



わたしのカレーは

前田美絵さんのみどりいろのうつわ

yutaさんの金色のスプーン


カレーのおいしさもさることながら、

実際に作家さんのうつわで、作家さんのスプーンで食べるということがよかった。



うつわを買おうと思う時に迷うことがある。

このうつわはどんな料理が盛られて、どんな風に食卓に置かれるのか、

想像がうまくできないから。

このうつわをどう生かしたらいいか、どうしたらうつわを生かせるか悩むから。


料理が盛られると、うつわが生き生きしているように見える。


うつわが、

おいしいカレーを、こんなキレイに盛り付けてもらって嬉しいなって喜んでいる。

カレーも、

こんなに自分に似合うお皿に盛りつけてくれてありがとうって言ってる。


うつわとカレーがお互いを生かしあえている気がした。


並べられて販売されているうつわも、うつわとしてキレイだと感じるけど、

食べ物と一緒になると、うつわのイメージがどんどん膨らむ。


デザートのお皿も作家さんの作品だった。

次回はコップも作家さんの作品がいいな!と思いました。




カレーを食べ終わると、外は小雨。

噂によると静岡スタッフに雨男さんがいるらしい。


くらしのこと市は、ブースが広い。

なので、作家さんのブースの什器やレイアウトも

作品と同じくらいに個性が出る。

広さは自由さ。

作家さんにとっても、きっと楽しいんだろうな。


作家さんの数も他の手創り市とくらべて少ない。

少なくて内容がギュッと凝縮されている。

少ないからこそ、1つ1つのブースと、1人1人の作家さんとじっくりと向かい合える。



ここは流れる時間がのんびりしている。

焦ることはない。じっくり好きなだけ。



のんびりと色々な作家さんとお話しをしたり、

真剣に欲しいものと向き合ったり、

トークショーで笑ったりうなずいたり、

HOUSEで展示していた作家さんに感想を伝えたり、

小さな木の小屋で遊んだり、

またカフェに戻って食べたり飲んだり、


書き出すとキリがない。

で、まとめると、楽しかったんです。ただただひたすら楽しかったんです。


人との出会いやものとの出会いに溢れていて、ずっとにやにやしてしまう気分。

来て良かったって本当に思いました。



会場で、スタッフのみなさんが、

『遠くから来てくれてありがとう』と声をかけてくれました。

むしろ、くらしのこと市を開いてくれてありがとうと返したいです。


くらしのこと市は新しい試み。

作りあげたスタッフのみなさんの労力ははかりしれない。

だからこそくらしのこと市を開いてくれたこと、運営してくれたことに感謝です。


そして、

&SCENEだって新しい試みなはず。


くらしのこと市で感じたこと、

うつわと食べ物を一緒に見せることのよさ、

ものを選んで買う以上の楽しみ方、

&SCENEにどういかせるかな。いかしていきたいな。



そんな&SCENEは12/23(日)に第一回目を開催します。


きっとあっという間にその日はくるのかな。

それまでスタッフ一同、試行錯誤してよりよい手創り市にしていきたいです。


くらしのこと市でおおばが感じたような気持ちを、

&SCENEに来たお客さんに感じていただければ幸いです。



おおば

info@andscene.jp






12月23日出展者発表について

&SCENE手創り市事務局よりお知らせです。


12月23日開催の&SCENE手創り市出展者発表は

11月18日を予定しておりましたが、

11月21日への延期と致します。


発表を直前に控え、誠に申し訳御座いません。


&SCENE手創り市

info@andscene.jp








くらしのこと市から&SCENEへ。


 スタッフのうえおかです。

11月11日(日)、静岡、足久保にある木藝舎・SATOにて行われた、
新しい手創り市「くらしのこと市」に行って来ました。

「くらしのこと市」のコンセプトは、
うつわの作家さんを中心に、作家さんとお客さんが
作品や対話を通してつながること。
そしてそのつながりの先に、少しだけ違う日常が生まれる事です。

実際、会場では手創り市初の試み?!
「くらしのトークショー」というトークイベントも行われました。

トークショーに登場したのは、
金工作家のyutaさん。


紙モノ作家のmuniさん。

そして「くらこと」スタッフの米澤さんが司会を務め、
そんな米澤さんの端々のコメントを名倉くんが
ちょいちょい突っ込むという流れでトークショーは展開しました。

印象に残ったのは、muniさんが、実際どういう行程で
作品が出来上がるのか?を、
みんなの前で紹介してくれた事です。

muniさんは普段、印刷所に勤め、そこで出る廃材を
素材にして紙モノの作品をつくっています。

今回muniさんが持って来てくれたのは、
一枚の大きなカレンダー。
そのカレンダーの右端には、縦に色の付いたバーの様なものが
デザインされていました。

デザイン!? いや違います。

それは、紙に印刷された色がちゃんと出ているかどうかを
知る為の印刷なのです。
そしてそこは普段、廃材になるとのこと。
そこをmuniさんは作品として活かしているのです。

そんな話しを聞いていた時、司会の米澤さんが、
「このカレンダー、右端のバーを切り取らなくても
デザインとしてそのままでもかっこいいですよね?」
というような事を発言しました。

それに対しmuniさんが、
「そうか!いつもは、廃材はいかに使うかを考えていたけど、
それをそのまま活かすという事までは思い付かないでいた」
という様な事を返したように記憶しています。

そして、トークショー後、muniさんのブースで話し込むと、muniさんは
「今回、米澤さんやみんなと話す事で、自分にはない
視点や広がりが持てた。それはとても嬉しい事」
という事を言ってました。

対話する事によって産まれるものの、可能性。
それが今回の「くらこと」には色濃くあったと思います。

そして各出展者さんのブースの前に置かれた看板には、
こんな工夫もされていました。

それは作家さんとお客さんの対話をつなげる入口となる様な、
作家さんへの質問と答え。

「作品の制作時に欠かせないものはなんですか?」
「日々の暮らしに欠かせないものはなんですか?」

そんな質問に作家さんが作家さんの言葉で答えているのです。
この看板の文字を機会にして、作家さんとの会話に
入った方もいたのではないのでしょうか?

さらに対話というのは会話だけでなく、
例えば「くらしのことカフェ」で食べた
「いつものカレー」やデザートもそうでした。
それら食を通じた御持て成しの中にも、
「くらこと」のコンセプトや、メッセージが詰まっていた様に感じます。

例えば出されるうつわやスプーンは、
今回「くらこと」に出展している作家さんの作品だったこと。
そんなうつわやスプーンで食べるカレーは、
どこかいつもとは少し違った日常を感じさせてくれました。

その「少し違う日常感」を、「いつもの日常感」に変えていけたら。
そんな事を感じさせてくれる、食の御持て成しでした。

僕は&SCENEのスタッフをやっていますが、
こうして会場の異なる手創り市に、いちお客さんとして
遊びに行くと、また伸び伸びと手創り市の良さの様なものを
客観的に再確認出来ます。
そしてその感じた良さを、&SCENEの会場にも
より増幅させる様に工夫しながら、還元出来たらと思うのです。

&SCENE、第一回目の開催日は、12月23日(日)。
どうか楽しみにしていてください。


うえおかゆうじ











HOUSE終了。ありがとうございました。


こんにちは。名倉です。

養源寺さんが運営されている「逢む gallery&terakoya」にて
開催されておりました「HOUSE」展は11月4日をもって終了しました。

最終日を終え、作家さんの作品搬入が終わり、皆さんをお送りした後に
ギャラリーの掃除をしました。

掃除をしながら思い返すのは&SCENEが始まるまでのこと。

はじめての&SCENE開催は中止となってしまいました。
普段であれば天気のことで悔やむ事はありません。
お天道様の都合はどうにもならないからです。
でもあの日、とても悔やみました。
というよりも恨めしかったです。

&SCENEが開催される前に多くの方が協力してくれました。

本来お寺の工事に関わるだけでいい方々まで手創り市の開催日に間に合うよう
工事を進めてくれたこと。感謝しかありません。

なによりお寺の中に自宅があり、生活の場でもある中で手創り市の開催を
決めていただいた養源寺さんに本当に感謝しております。

これから養源寺さんで&SCENE手創り市を開催してゆくだろう上で
お寺の敷地内で開催するということがどういうことなのか?ということを
もっと考えてゆかなければならないと思いました。
これまで積み上げてきたものにあぐらをかくことなく、
新たな気持ちでこれからを見据えてゆけたら。

ありがとうございました。

名倉哲




【復旧しました】サーバ不具合のお知らせ

11月2日

サーバが復旧いたしまして、ホームページの閲覧ができるようになりました。
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。

&SCENE
http://www.andscene.jp/


どうぞよろしくお願いいたします。

---
10月29日

ただいま、手創り市で使用しているサーバの不具合のため、
ホームページの閲覧ができません。

ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、
復旧までいましばらくお待ちください。

&SCENE 手創り市




HOUSE展は11月4日17時まで。


現在開催中の&SCENE企画「HOUSE」展

〜記憶とわたしのものがたりをあらわします〜

会期は11月4日17:00までとなります。
養源寺さんが運営するお寺の敷地内にあるギャラリーとなります。
是非ともご来場下さい!!

*会場で展示されている作品は購入出来ますのでスタッフまでお声掛け下さい*

山口洋佑.jpg

田中優美.jpg

山藤響子

森谷和輝.jpg

ツグミ工芸舎 HP http://www.tugumi-craft.jp
ツグミ工芸舎01.jpg

pan company HP http://pancompany.jp
pan_company.jpg

只木芳明 HP http://entomaru.exblog.jp
只木芳明.jpg

HAKU01.jpg

nomama02.jpg

仁平古家具店 HP http://www.nihei-furukagu.com
仁平古家具店.jpg

いわもとまきこ → works
いわもとまきこ.jpg


&SCENE手創り市








Profile
twitter
New Entries
Archives
Category